どうも、通りすがりです。
ざっくりとした記事のタイトルですが、先週から新馬戦が始まりましたので、そんな中で思い出に残る新馬戦について少し書かせていただきたいと思います。
競馬ファンであれば知っている人も多いと思われる新馬戦に「伝説の新馬戦」と呼ばれるレースがあります。それは2008年10月26日 京都5レースで行われた新馬戦です。
2歳新馬|2008年10月26日 | 競馬データベース - netkeiba
この新馬戦を勝ったのはアンライバルドで2着にリーチザクラウン、3着はブエナビスタで4着はスリーロールスと翌年のクラシックで活躍する馬ばかりが上位独占したレースです。これだけの馬が同じ新馬戦に出走しているケースはおそらくほとんどなく、それが伝説の新馬戦と言われる所以でしょう。
ただこのレースに関して言えば、後から見れば間違いなく凄いメンバーですが、この新馬戦をリアルタイムで見ていた人の中でどれだけの人が、今見たレースが凄いレースであることに気づいたのでしょうか。
実は私が今回思い出を語りたいレースはこの伝説の新馬戦ではなく、別の新馬戦になります。その新馬戦はレースを見た瞬間にとんでもないものを見てしまったと感じられる凄いレースです。
私は定期的に見たくなる過去のレースがいくつかあるのですが、このレースもその内の一つとなります。
少し勿体ぶりましたが、そのレースは有名なレースですので見たことがある人も多いでしょう。それは1997年11月8日 東京3レースで行われた新馬戦です。
3歳新馬|1997年11月8日 | 競馬データベース - netkeiba
あの凱旋門賞で2着に入って世界の頂点まであと少しのところまで行った歴史的名馬、エルコンドルパサーの新馬戦です。
レースは東京競馬場のダート1600mで行われたのですが、エルコンドルパサーはスタートで大きく出遅れて最後方を進みます。直線までそのままの位置でしたが軽く追い出されると一気に加速して外から他馬をごぼう抜きし、2着のマンダリンスターには7馬身差、さらに3着の馬には大差をつける圧勝劇を演じて見せました。上がり3ハロンの時計は2番目に早い2着マンダリンスターの39.6に対し、エルコンドルパサーは37.2と異次元の脚を見せつけました。
以下のリンクの2レース目で紹介されていますので、未見の方は是非ご覧ください。
当時の衝撃を少しでも感じてもらえたらと思います。
ちなみに上記のリンクで紹介されている1レース目はミホノブルボンです。逃げ馬の印象が強い馬ですが、新馬戦は追い込みで勝っています。それも1000mという短距離戦で一頭だけ次元の違う脚を見せていますので、これもとてもお勧めです。
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