通りすがりの〇〇な競馬ブログ

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【通りすがりの思い出語り】2008年 天皇賞(秋)

どうも、通りすがりです。

今回の思い出語りは2008年の天皇賞(秋)についてになります。
先日行われた秋華賞の際に思い出語りとして書いた記事の続きとなります。
よければ併せてご覧ください。

tourisugari.jp

2007年、有馬記念を11着と大敗したウオッカは翌年もハードなスケジュールでレースを重ねていきます。
ドバリデューティーフリーに出走したウオッカ(結果は4着)はここから主戦騎手を武豊騎手に変えてG1レースに臨み続けます。
安田記念(このレースは岩田騎手)で1年ぶりにG1を制覇したウオッカは、秋になると前哨戦となる毎日王冠を使って天皇賞(秋)へと駒を進めます。
対してダイワスカーレットは、ドバイワールドカップを目標にまずは国内でダート戦となるフェブラリーステークスに出走予定でしたが、目にトラブルが発生して回避することとなってしまいました。
そのためドバイ遠征も白紙となり、春初戦は当時はG2だった大阪杯から始動することになりました。
その大阪杯にはG1で活躍する牡馬が多数揃っていてハイレベルな一戦となりましたが、ダイワスカーレットはそれを問題とせずに見事な逃げ切り勝ちを見せます。
ただレース後に足元に不安が発生したため春は全休となり、秋まで休養することとなりました。
そしてダイワスカーレットは大阪杯以来のぶっつけで天皇賞(秋)へと出走してきます。
3歳時からのライバルだった2頭は、両極端な経緯をたどって最後の対決の舞台へと立ちます。
これまでの直接の対戦成績はダイワスカーレットの3勝1敗で、ウオッカはここで何とか一矢を報いたいところだったと思います。
レースはいつも通り逃げたダイワスカーレットをゴール直前でウオッカが捉え、見事な勝利を収めました。

www.youtube.comゴール前で鼻面を合わした2頭のマッチレースは、2頭の間にいてしぶとく食い下がっていた当年のダービー馬のディープスカイと、後方から凄まじい末脚で追い込んできた翌年の天皇賞(秋)の覇者であるカンパニーを含め、ゴール前はなかなかお目にかかれない非常に見応えのあるハイレベルな一戦となりました。
ダイワスカーレットはこのあと有馬記念を制覇して引退しました。ウオッカは翌年も現役を続け、さらにG1勝利を重ねていきました。
この一時代を築いた女傑2頭の残した熱い戦いは、時が経った今も色褪せることなく強烈な輝きを残し続けていると思います。

 

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