どうも、通りすがりです。
競馬をしていると、馬名からその馬のファンになることもあるかと思います。
私も競馬を始めたころはお気に入りの馬名の馬がいました。
ワンモアラブウエイ (One More Love Way)
ホゲットミーノット(Forget Me Not)
上記2頭は、何となく洒落た感じがして好きな馬名でした。
名は体を表すではないですが、強い馬=カッコいい、お洒落な名前というイメージでした。
ですが、そんな中で少し変わった馬名の馬を見かけることがありました。
ヒコーキグモ
重賞のきさらぎ賞を勝った馬ですが、この馬の馬主はユニークな名前を付けることで有名となる小田切有一氏でした。
小田切氏の馬は変わった名前の馬が多いですが、重賞でも活躍するほど強い馬が少なからずいました。
そして、私の中での珍名馬に対する考え方に、徐々に変化が出てきた中で、ある一頭の馬が現れます。
その馬名は、珍名馬の中でもある意味一番の衝撃を受けることとなります。
それがエガオヲミセテでした。
名前の中にヲ(を)を入れるという発想は私にはまったくありませんでした。
また、馬名の審査はわりと厳しいと言う噂を聞いたことがありましたので、馬名の審査でこの名前が通ったことも驚きでした。
(調べたところ、1997年より馬名にヲを使うことが許可されるようになったようです)
そして、エガオヲミセテは単なる珍名馬で終わらずに、阪神牝馬特別やマイラーズカップなどの重賞を勝つほどの活躍を見せました。
エリザベス女王杯で3着に入りG1でも好走し、さらなる活躍を期待されていたエガオヲミセテでしたが、その矢先に放牧先での火事に巻き込まれて焼死という非業の最期を迎えてしまいます。
この火事では20頭以上の競走馬が焼死するもので、テレビのニュースでも取り上げられるほどの事件となりました。
このような非常に残念な形でターフを去ることとなり、エガオヲミセテはG1を勝利することはできませんでした。
ですがそれから数年後、エガオヲミセテの全弟が高松宮記念を勝利してG1馬となり亡き姉の無念を晴らしました。
その馬の名前もオレハマッテルゼと近年を代表するくらいの珍名馬だったのが、何とも言えません。
私は今では珍名馬を見るとつい気になる質になってしまいました。
最近ではやはりショウガタップリでしょうか。
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